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温水式ロードヒーティング
◆特徴
◎路面に埋設したパイプに、灯油、都市ガス、プロパンなどのボイラーによって温めた、地下水や不凍液を循環させ雪を溶かします。
◎路盤工事は現状の地盤等に合わせて行ないますが、通常は標準的な施工でも、全く問題はありません。
◎「高感度降雪センサー」と「地温センサー」を使用して効率よく雪を溶かします。
◎石油温水式は電熱式に比べ、ランニングコストがお得な上、パワフルな融雪能力を発揮します。また、通電時 間の制約がありませんので24時間安心です。
◎融雪の均一性に欠けることがある。
施工方法
◆路盤を300〜400mmの深さで掘削し、200〜300mmの砕石を敷き詰めて転圧します。その上にワイヤーメッシュ、システムパイプを敷設し、生コンを70mm打設してパイプを保護します。表層にアスファルト舗装をして仕上げです。◆耐荷重と耐久性の優れた頑丈な路盤構造です。
◆敷地形状に合わせて自由に施工できます。
◆降雪を自動キャッチして降雪量に応じた、適切な融雪運転を行います。
施工写真 | 参考断面図 |
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◆使用部材
架橋ポリエチレンパイプ | 特性 |
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■架橋高密度パイプで、強度と耐久性に優れています。 ■施工性が良く、曲強度・衝撃強度にも優れたパイプです。 ■ポリエチレンの特性で、腐食性、吸水性が無く、長期の品質が保持されます ■耐食性に優れたパイプは腐食による水質の汚職が無く非常に衛生的です。 JIS K 6769に基づいて1.0MPa(約10.2kg f/緕、)、溶解試験(95℃)に準じた試験にも良好な結果となっています。 ■低温時でも伸度が大きいので割れにくく耐寒性に優れています |
◆試験成績表
項目 | 単位 | 値 | |
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物理的性質 | 比 重 | 0.94 | |
降伏点応用力(20℃) | kg/u | 180〜220 | |
降伏点応用力(80℃) | kg/u | 75〜95 | |
破断点伸び(20℃) | % | 400〜500 | |
破断点伸び(80℃) | % | 260〜300 | |
引張弾性率(20℃) | kg/u | 2,500 | |
引張弾性率(80℃) | kg/u | 800 | |
衝撃強度(ノッチ有) | kg/u | 割れず | |
屈曲強度 | 250 | ||
架橋度 | % | 80以上 | |
熱的性質 | 融 点 | ℃ | 200℃で現状維持 |
軟化点 | ℃ | 123 | |
熱伝導度 | kcal/mh℃ | 0.325 | |
熱膨張係数 | 10-5/℃ | 200℃で現状維持 | |
仕様温度範囲 | ℃ | -40〜120 | |
その他 | 吸水率 | % | 0 |
耐薬品性 | 不凍液・酸・アルカリで安定 | ||
酸素透過率 | 20℃時 | 0.8*10-9gm/u/秒/圧力 | |
酸素透過率 | 55℃時 | 3.0*10-9gm/u/秒/圧力 |
降雪センサー
降雪制御部 |
降雪感知部+外気温センサー |
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1.入力2ch・出力2chで大きな面積も分割できます。また、リモコンを使用して1ヶ所で管理できます。
2.制御部は複雑な設定をパネルから省き、操作が簡単です。
3.制御部はパネルランプ(LED)で降雪、通電状態が確認できます
4.降雪・外気温(2要素)+地温の3要素制御方式、電力消費を抑え安定した融雪が可能です。
5.予熱運転が可能です。(*地温センサーはオプション)
6.自動運転・手動運転の切換スイッチ付です。